気功健康法⑧ 五禽戯(ごきんぎ)「虎戯」(とらぎ)Ⅱ

 前回の第一式虎拳に続き、第二式虎撲を行います。

◎動作の要点
 虎が獲物を見つけて飛びかかる動作をイメージする。動作の緩急をつけ、呼吸は、上方の動きは息を吸い、下方の動きで吐く。
◎効能
 背骨、背筋、腰筋の強化。腰痛やギックリ腰等の腰の疾患を予防・治療する効果がある。体内の陰陽のバランスを調整し気血を活性化する作用がある。

① 前の動作に続けて両手を軽く握り、体の両側に沿って肩の高さまで挙げます。
② 両手を上から前方へ弧を描くように伸ばし、十本の指を虎爪の形にして手のひらを下向きにします。同時に上半身を前屈みの状態にして、胸を張って腰をそらし、目を大きく開いて前方を見ます。
③ 両足を曲げ少ししゃがみ、お腹を引っ込め胸をゆるめます。同時に両手を弧を描いて膝の両側まで下げ、手のひらは下を向く。目は前方の床を見る。続けて立ち上がってのけぞり、両手を拳にして胸まで挙げる。目は前方の上方を見る。
④ 左足の膝を曲げて上げ、両手を上に挙げる。左足を前の位置より一歩分前に出し、かかとから着地して右足を曲げて体重をかけ低い姿勢となる。この時上体は前傾し両手を虎爪にして両膝の側まで物をつかまえるように下げる。手のひらは下を向き目は下を見る。続けて上体を起こし左足を戻して足を開いて立ち、両手を体側に下げ目は前方を見る。
⑤ ①~④の動作を左足を右足に変えて同様にする。
⑥ ①~⑤の動作をもう一度繰り返してから両手を手のひらを上向きにして両体側から胸の高さまで上げる。両腕の肘を曲げて手のひらを内側に向けて押していき、体側に沿って自然に下ろし目は前方を見る。

第二式虎撲 その① 第二式虎撲 その②

写真 ㈱ベースボール・マガジン社発行
    「健身気功・五禽戯」より

2008年2月18日
フィード