気功健康法⑦ 五禽戯(ごきんぎ)「虎戯」(とらぎ)Ⅰ

 2002年末に中国政府は四大健身気功を国民の健康増進のための気功法として公認しました。五禽戯はその中で最も古い功法と云えます。最大の特徴は"虎・鹿・熊・猿・鳥"の5つの動物の動作を取り入れ五臓(肝・心・脾・肺・腎)や経絡、気血のバランスを整え免疫力を向上させる楽しい気功法でアンチエイジングやダイエットも期待できます。

 今回は始めに虎戯を紹介します。虎戯の特徴は虎=猛威(深い山の中で肢体を伸展させて獲物を捕らえるイメージ)を思い浮かべ乍ら動作する事で練功の効果が増します。

【虎戯の体への作用】
 握力を増強し、上肢の関節の血液循環を改善する。

1、予備勢
 古い気と新しい気を入れ替える動作。五禽戯の最初に必ず行う。

① 両足を肩幅の広さに開いて立ちリラックス。
② 膝を軽く曲げ乍ら肘をゆっくりと曲げ体の前面を通って胸の高さまで挙げて胸前に捧げるようにする。
③ 両肘を外回しし乍ら下げ両手のひらを内側に翻し元の姿勢に戻る。
④ ①~③の動作を2回繰り返す。

2、第一式虎拳

① 両手のひらを下に向け10本の指を開いて「虎爪」の形に曲げ視線を両手へ。
② 両手を外旋させ小指の先から曲げていって拳を握り体の前側からゆっくりと挙げていく。
③ 肩の高さで指を開き頭上に挙げ視線を両手へ。「虎爪」状に曲げておろす。
④ 両拳を下ろしていき肩の前で手を開き下に押すような形で下げる。
⑤ 体に沿って腹前に下ろしていくまでは指は下方へ張って開き視線は両手へ。
⑥ ①~⑤の動作を3回繰り返し両手を体の横に下げ視線を前方へ。

第一式虎拳 その① 第一式虎拳 その②

写真 ㈱ベースボール・マガジン社発行
    「健身気功・五禽戯」より

2008年1月25日
フィード