多剤耐性菌
このところ、新聞・テレビなどで、「大学病院に於いて新種の多剤耐性菌アシネトバクターやNDM-1のDNAをもつ大腸菌による院内感染で死者がでている」と報道されました。それに対する新しい抗菌剤は向こう数年間は期待できないと専門家はいいます。病気治療の為に抗菌薬(抗生物質など)を使うと薬の効きにくいDNA(遺伝子)をもつ菌が生き残ることになり(それが耐性菌といわれ)その耐性菌に対し、又次の抗菌薬を使うという耐性菌との戦いで色々な抗菌剤が効かない菌がでてくる、それが多剤耐性菌なのです。
今までも緑膿菌が多剤耐性でしばしば院内感染を引きおこしています。緑膿菌の病原性は弱い菌で、ふつう健康な人には感染しないといわれますが、体力のない人(免疫力の低い人)、術後の人などには居心地よく、感染したら仲々治らないといわれます。去年の今ごろは「新型インフルエンザ」で世界中が恐怖にさらされました。WHOでは、今夏、一応、終結宣言を出しました。去年はウイルスで、今年は細菌の反乱が人間世界を驚かせています。
さて、漢方ではどう対処するかといいますと感染・発症しないよう、ふだんから予防が肝腎です。夏の暑さで体力低下している今は、体力回復を目標に「麦味参顆粒」や「衛益顆粒」をのんで免疫力アップをします。外出から帰ったら、抗ウイルス作用・殺菌作用のある板藍根のお茶「板藍茶」で、うがい・手洗い励行しましょう。うがいし、そのままのみ込んでも大丈夫ですからお子さんにもおすすめです。予防は最良の治療法です。睡眠をしっかりとることもお忘れなく。
2010年9月17日




