漢方薬ってなに?
五月病
青葉のまぶしいこの季節、いわゆる「五月病(六月病)」に罹る人をよくみます。張り切って新しい職場や学校に入ったものの、仕事や環境に慣れず、心身共に疲労して欠勤や欠席をくり返すことになります。一種の自律神経失調の状態ですが、朝起きられない、食欲がない、だるい、頭が重い、頭が痛い、イライラする、胸が痞える、お腹が痛い、眠れない...などよく訴えます。
免疫について・・・
何処も花がいっぱいの良い季節になりました。反面、景気先行不安、長引くイラク戦争、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群SARS(サーズ))は世界で3,400人以上(中国の未発表を含めば、もっと多い)感染し死者は170人にのぼっているといいます。(4/20現在)
ヒトゲノム
ヒトゲノム(ヒトの遺伝情報)が解明されて、ヒトの遺伝子は、3万~4万個、ハエやミミズはその半分ということまで解ってきました。ヒトの場合、人種などに関係なく99.9%まで同じとのこと。アインシュタインやバーグマンと、我が身の違いがたったの0.1%とは...。研究者の日本のトップの先生が、先日ラジオで話していました。曰く「ヒトゲノムが解ったということの意味は、人の病気の予防ができること」と。又、アメリカの研究者は、「30年後には、個人の体質や環境に応じた病気の予防ができると予測している」とも言っています。
受験生には漢方薬で・・・
春一番が吹いてくると共に、不快な花粉症もってきます。が、今年は花粉の量が少ないとのこと、毎年悩んでいる方にとって朗報です。又、この時季は受験シーズンでもあり、万全の体調で臨みたいものです。連日の睡眠不足や不規則な食事なども重なって、体力低下を引きおこしていますからカゼも引き易くなっています。この状態は、漢方でいう「気」の不足(気虚)ということになります。気の不足を回復させるには、「気」を補う必要があります。補気薬の代表は、人参や黄氏です。
基本は予防にあり
新年も既に20日以上すぎ、寒さの最も厳しい「寒中(かんちゅう)」です。うまくしたもので私達の体は、寒さに耐えるよう皮下脂肪をたっぷりと貯え、春になれば夏のあの暑さにも立ち向かえるよう代謝を高めて脂肪を消費してスリムになるのが動物も人も普通のパターンです。が、近頃は、通年、快適な温度の室内で過ごすことが多く、その上、美食で過食になった結果、このような本来の人間らしさから遠くなってしまいました。その結果、生活習慣病は増加し、それに連らなって重大な病気、心臓病・脳卒中・ガン...などを引きおこしているのです。そのような重大事にならないよう漢方(中医学)では、予防が大事と考えます。




